窓口で戸籍を取るとき(2)
★前回からの続きです…
さて、窓口の方が事情を理解してくれて、処理するように受け取ってくれたら、とりあえずは、ひと段落です。
あとは、呼び出しがあるまで、のんびり待ちましょう。
自分の名前(番号)が呼ばれたら、受取窓口の方で、取ってもらった書類を確認しましょう。ただ、書類を渡されて終わりのこともあるかもしれませんし、その場で、いろいろ説明してくれる場合もあります。
もし、説明してもらえるようならチャンスです。きちんと聞いて、わからないことがあったら、質問してみましょう。基本的に最初に集めるのは、被相続人(亡くなった人)の、亡くなったことの記載のある、いま現在の戸籍から、ず~っと生まれたときのものまで遡って、つながっている一連の戸籍(戸籍謄本、除籍謄本、改製原戸籍)です。
※その方の相続関係によっては、さらに多くの戸籍を取らなければならないケー
スもあります。
誰の、なにが、何通必要なのか、最初にきちんと確認するようにしましょう。
もし、その市町村役場で、生まれたときのものまで取れないようでしたら、その街(いまの本籍地のある市町村)にくる前に、どこにいたのか?どこに本籍地があったのか?が、次の作業のカギになります。
窓口で戸籍をもらったときに、そのあたりのことを確認できるようでしたら、そのときに確認してみましょう。
先ほども申し上げましたが、窓口の方が「ここでは、ここまでしか取れないですね。ここに来られる前は、〇〇県〇〇市に本籍地を置いておられたようなので、これ以前のものは、そちらの市町村役場から取り寄せてもらわなければなりませんね。」などと、親切に教えて下さるかもしれません。
そこで、もし、聞けそうな雰囲気だったら、「その〇〇県〇〇市のものは、どうやって取ったらいいんでしょう?」そいうふうに、聞いてみるのもいいかもしれません。
でも、そういうこともなく、なにを聞いていいのかもわからないし、とにかく、なんだかよくわからないようでしたら、いったん持ち帰りましょう。
そして、誰か専門家の人に相談されることをおススメします。
※当事務所では、こうした戸籍取得に関するご相談もうけたまわっております。
戸籍の取り寄せでお困りの際には、ぜひ、お気軽にご相談ください。
野口行政書士事務所は、初回相談無料です。
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