元気なときに戸籍を集めてみる

今日のお話は、遺言書や相続のことに関心をお持ちの方向きのものです。

いざ、相続が始まる(誰かが亡くなる)と、いろいろな相続の手続きをしなければなりません。

まず、やらなければならないことのひとつに、亡くなられた方(※「被相続人」と呼びます)の戸籍類(戸籍謄本、除籍謄本、改製原戸籍など)を集めることがあります。

詳しくは、被相続人のご家族構成などのご事情にもよって、その範囲や内容は異なりますので、一概には申し上げられませんが、基本的な書類として、被相続人の最新の戸籍(亡くなったことにより「除籍」の記載があるもの)から、その方の生まれたときの戸籍までさかのぼって、ひとつながりになるように、戸籍を集めることが必要になります。

「そんなの簡単じゃないの?」と思われるかもしれません。
ハイ、確かに、ほとんど手間も時間もかからない方もいらっしゃいます。
でも、ビックリするくらい手間と時間がかかる方がいらっしゃるのも事実です。

「なぜ、そんなに違うの?」と疑問に思われるかもしれませんが、このあたりは、人それぞれ、ご事情によってさまざまなので、細かなことは省略させていただきます。

ともあれ、遺言書や相続のことに関心を持ったときに、過去にさかのぼって、自分の戸籍を集めてみるというのも、なかなか面白いかもしれません。

自分で、自分の家系図みたいなものを作ってみるイメージでしょうか?
自分の両親、そして、その両親(父方、母方の祖父母)、さらに、その先まで…。ただ、ふつうに集める場合には、そうそう先までさかのぼれるものではありませんので、たとえば、祖父母くらいまででも十分ではないかなと思います。

もちろん、昔の戸籍は「手書き」ですから、さかのぼっていくと、「なんて書いてあるんだろう?」といった読みづらいものも出てきたりもします。
だけど、それはそれで、その時代のことを思い描いて、想像したりしてみるのも、また、面白いものかもしれません。
「歴史」の授業のときのような世界が出てくることもあるかも…。

そうして集めた戸籍は、できれば、きちんと保管しておいていただくといいと思います。もしかしたら、お子さん、お孫さんが、とても助かることになるかもしれませんから。

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