親の「遺言書」は重いです
自分の親が亡くなった後、親が遺言書を作っていて、それを見つけた家族の人たちは、どんな気持ちで、それを読むのでしょうか？
たとえば、お父さんが亡くなって、遺言書を作ってるなんて全然知らなかったのに、お父さんの机の中から遺言書が出てきたら、どうでしょう？
私の父は、２０数年前に亡くなりましたが、もし、そうしたことがあったら、どれほどの思いで、それを見ることになったのか、想像もつきません。
しかし、たとえ、その頃の父との関係がどのようなものであれ、とてつもない重みを感じただろうな…とは思います。
なんだかんだ言っても、親と子の関係は、親がどうなろうが、子がどうなろうが、どこまで行っても、いくつになっても、親と子であり、その関係が変わることはありません。
親の気持ちは重いです。年月が過ぎて、なにがどうなっていようとも、自分の親は自分の親であり、他に親はいません。
親の思いを込めた「遺言書」は、子どもにとって、家族にとって、なにかと比べることなどできない、本当に大切なものです。
自分で「遺言書」を作ろうと思ったり、あるいは、子どもとの話の中から「遺言書」のことが出てきて、遺言書を作ることになったにせよ、事の始まりはどうあれ、親の「遺言書」は重いものです。
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