相続財産を調べる

前回まで、「相続人を調べる」についてお話をしてきました。
これで、「誰が?、なにを?、どのように相続する」という部分のうち、「誰が?」の部分が明らかになりました。

次は、「なにを?」の部分、「相続財産を調べる」です。
もちろん、実際の現場では、これらは、すべて並行してやっていきます。

この「相続財産を調べる」は、相続人を調べることと同じで、これから始まる相続手続きの基礎となるものです。手抜かりは許されませんので、しっかりと調べて確認するようにしてください。

相続財産は、被相続人(亡くなられた方)のものだったすべての財産、という理解で基本的にいいと思います。

家や土地などの不動産、銀行などの預貯金、株式、有価証券(国債など)、ゴルフの会員権、自動車、貴金属、絵画や骨とう品などが、一般的に挙げられるでしょう。

これらを調べていくわけですが、絶対に忘れてはならないのは、いわゆる「マイナスの財産」です。借金、ローンや、連帯保証人になっていなかったかなど、徹底的に調べる必要があります。

「オレ(アタシ)はそんなの知らない」、というのは通用しません。

相続というのは、基本的に、その人のものをすべて引き継ぐということです。
相続人である以上、都合のいいものだけ引き継ぐことはできません。こうしたことを頭に入れて、きちんと調べるようにしましょう。

これをおろそかにして、いいかげんに済ませてしまうと、後日、思いもよらない金額の請求書が届くことにならないとも限りませんから。







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