相続財産を調べる(3)
相続財産をすべて調べることができたら、「相続財産目録」を作成しましょう。
なにが、どれだけあるのかが、誰が見てもわかるように、できるだけ具体的に細かく記載することが大切です。
預貯金であれば、金融機関の口座ごとに、金融機関名、支店名、口座の種類、口座番号、残高(※残高証明書から)まで、きちんと記載しましょう。
不動産は、土地、建物、ひとつひとつを正確に記載します。不動産登記事項証明書、固定資産税評価証明書などを見ながら、漏れのないように記載してください。
その他の財産も同様です。すべてを書きだすようにしましょう。
そうして出来上がった「相続財産目録」をもとに、相続人全員で、話し合い(遺産分割協議)をすることになります。
妙な隠し事をしたりすると、トラブルのもとになりかねません。
すべての情報を公開し、全員で共有して、話し合いに入れるようにしましょう。
なかなかわかりにくいものもあると思います。もし、疑問に思うことや、気になることがあるときは、早めに専門家にご相談されることも考えてみましょう。
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