相続人を調べる

さて、今回は、「相続人を調べる」です。これは、非常に重要な作業になります。

相続人といったって、お母さんと自分一人だけなんだから、なにを面倒くさいことを…なんて思わないでくださいね。

ご事情によっては、調べてみた結果、思いもよらないことがわかってしまった事例も実際にあるのです。

また、第三者(お役所、金融機関など)に対して、相続人は私たちだけだということを証明するためには、きちんと調べて、その証拠を見せなければなりません。

じゃあ、その証拠って、なに?

それは、戸籍です。相続人を調べるのは、お役所にある戸籍を調べることです。
相続にかかる、すべての戸籍を調べて入手できれば、それで完璧です。お役所が作っている戸籍、これ以上の証明になるものはありません。

ただ、この戸籍を調べて集めるという作業、場合によっては、かなりの時間と手間がかかるものです。
最初は、亡くなった方の最新の戸籍(除籍謄本)を取得することから始めます。
後は、その戸籍から内容を読み取り、その前の戸籍、その前の前の戸籍…というふうに、亡くなった方の出生のところまで遡って、戸籍を集めます。

一般的な場合は、これで、相続人が誰なのかを調べることができるかと思います。
しかし、ケースによっては、さらに多くの戸籍を調べて集めることが必要になる場合があります。

あっさりと書いてますが、戸籍というのは、本籍地のお役所でしか取得することができません。
もし、本籍地を変更していたりして、過去の本籍地が遠方だったりすると、郵送で取寄せしなければならないこともあるかもしれません。
戸籍を調べて集める作業は、時間がかかるかもしれないということを頭に入れて、できるだけ早く始めるようにしましょう。

また、このあたりは、わかりにくい部分も多いので、(?)があれば、早めに専門家に相談するようにしてみるのもいいかと思います。

とにかく、相続人が確定しないことには、話が先へ進みませんし、名義変更などの相続の手続きを始めることもできません。

まずは、「相続人を調べる」という作業、これを、きちんとおさえるようにしてください。







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