どこの公証役場でもいい？ 10/14更新！
こんにちは、行政書士の野口卓志です。当事務所のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は、「どこの公証役場でもいい？」について書いてみます。
「遺言書」を公正証書で作る場合、「公証役場」というところへ出かけていって、公証人に作ってもらいます。遺言書の内容を考えるのは、もちろん、自分自身ですが、遺言書を作るのは公証役場の公証人です。
では、日本全国に公証役場はありますが、お住いの市町村に関係なく、どこの公証役場でも、公正証書で遺言書を作れるのでしょうか？
ご自身が公証役場へ出向いていくのであれば、県外だろうが、なんだろうが、どこの公証役場で作ってもらってもかまいません。何度か足を運ぶことになって、交通費がどれだけかかろうが、時間がかかろうが、なにがなんでも、あの公証役場で作ってもらいたい、というのであれば、そのことに、なんの問題もありません。
では、健康上の理由などにより、公証役場へ出向けない方の場合は、公正証書で遺言書を作ることは、あきらめなければならないのでしょうか？
あきらめる必要はありません。そのようなケースでは、公証人に自宅（病院、施設など）まで出張してきてもらって、公正証書で遺言書を作ってもらうことが可能です。ただし、この場合には、出張場所（ご自宅、病院など）がある県内の公証役場に限ります。
また、公証人に出張してきてもらうことになりますから、別途、費用が加算されることは、ご承知おきください。実際にご相談される場合には、そのあたりのことも含めて、きちんと事前確認しておきましょう。
当事務所では「遺言書と相続」についてのご相談をうけたまわります。気になること、聞いてみたいことなどございましたら、いつでもご相談ください。
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