親の存在は重いもの 12/22更新!

こんにちは、行政書士の野口卓志です。当事務所のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。


今日は、「親の存在は重いもの」というテーマで書いてみます。

世の中が移り変わっても、やはり、「親の存在は重いもの」だと、私は思います。

子どもは、いくつになっても親の子どもであり、子どもから見れば、親は親なのです。「アタマが上がらない」ところは、多かれ少なかれあると思います。「親にそんなことは言えない」ということもあるのではないでしょうか。

その存在の重さは理屈ではなく、心の中に、アタマのどこかに、誰しも持っているものではないかと思うのです。

自分たちの親が元気なうちは、子ども同士の間で思うことはいろいろあっても、それが表に出てくることは、あまりないのではないでしょうか。


ところが、いざ、相続ということになると、その子ども同士で争いになることがあります。「重い存在」である親がいなくなり、実の兄弟姉妹だからこそ、いったん話し合いがこじれると、なかなか折り合いがつかなくなる…。相続を機会にして、その後、一切かかわりを持たなくなってしまった…。そうしたこともあるようです。

子ども同士、兄弟姉妹は、子どもの頃は仲が良くても、大人になってからは、あまり連絡を取り合うこともなく、なんとなく疎遠になっているという方も少なくないのではないでしょうか。

それぞれが結婚して、子どももいたりすると、いろいろな事情もあることでしょう。親と同居している、同居していない、その他にも、本当にさまざまなことがあると思います。

また、子どもたちにしてあげたこと、たとえば、長女が家を建てるときに頭金を出してあげたとか、どの子に、なにを、どれだけしてあげたかというのは、親だけが知っていることだと思います。

なにがどうなっても、「親の存在は重い」ものです。親が元気なうちは表面化していなくても、親がいなくなったらどうなるか…、そのときのことはわかりません。実際に相続で揉めているケースでも、最初はそんなことになるとは想像もしていなかった…、そんなことにするつもりはなかったんだけど…ということも、少なくないのではないでしょうか。

引くに引けなくなる、さまざまな事情や感情から、そういうことになってしまうこともあるのかもしれません。


「遺言書」は、そうしたことを回避できるかもしれない、そんな可能性を持ったものだと、私は考えています。もちろん、絶対などではありません。

ただ、「親の存在は重い」ものであれば、その親が子どもたちに遺す最後の言葉である「遺言書」も、間違いなく、子どもたちにとって「重い」ものだと思うのです。子どもたち「みんな」のことを思い、子どもたち「みんな」のために、なにかをしてあげられるのは、他の誰でもない、子どもたちの親だけだと思います。

親である、あなたの思い、子どもたちに対する思いが、子どもたちに伝われば、その親の思いを、まったくのないがしろにすることはないのではないか…、そう思っています。


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